翻弄されているという事は…状態として美しいでしょうか?

いいえ…綺麗な花は枯れ、醜い課程が嗤うのです…何時の日も……。


ぼんやりと暗い朝方に微睡む意識の中で何かが動くのを感じた。

急に温度を失って冷めていく片側に指を這わせると逃げていく指と絡み合う。

「起きたのか?」

妙に声を殺して囁く声が「起きないで」と言っているようで心の何処が冷たくなる。

目を覚ませばアナタは此処から消えないの?

腕を絡ませて引き留めればアナタは行くのを止めてくれるの?

ゆっくりと解かれる指がただ切ない。

温度が零度を越えていく…。

躯を寄せ合うだけでは満足できない俺が悪いのだろうか…。

「じゃぁ…行ってくるから。」

小さく言って、額に唇が落ちる。

其れだけのこと。

多分俺はこの人を、この人の携帯と同じように1%も占めることはできない。

そう思うと涙が溢れた。

カチャン…と閉まるドアの音…。

俺はいつまでも動くことは出来なかった。

麻酔のさめない躯は二度と明けない夜を欲す。


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お久しぶりな更新です(げふ)
また暗い…。。。
アタシは何というか…暗いのとか痛いの苦手なのに
書くとそうなっちゃうんです。
ああ…まともな字書きになりたい…。

麻酔のさめぬ心中者